アレルギーは免疫反応の異常です!!

花粉症や喘息、皮膚炎など、何らかのアレルギー症状を持っている人は今や10人にひとりといわれています。乳児の湿疹を含めれば、全体では20%を越す勢いなのです。アレルギーの病気は、もはや国民病といってもいいかもしれません。しかし、アレルギーとはいったいどんな病気なのでしょう?
きっかけは何かに触れたり吸い込んだり食べたり。症状は鼻水が出たり皮膚が荒れたり下痢をしたり…。同じ条件で症状が出る人、出ない人などアレルギーの特徴は様々です。花粉症や喘息、アトピーなどアレルギーもいろいろですが、これらの反応はすべて同じ身体の仕組みから発病するものです。その仕組みを「免疫」といいます。
人間の体の中に細菌やウイルスなどの異物(抗原=アレルゲン)が侵入すると、それに対抗する物質(抗体と呼ばれるタンパク質)が出来て、無害化して体外へ排除しようとする反応が起きます。ところが、ある特定な人の体内では何らかの異常が生じて、普通の免疫反応を越えた過剰な反応が起こることがあるのです。この現象がアレルギーです。

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感受性が高い乳幼児期こそ、アレルゲンフリーの生活環境づくりを!!

実は、アレルギーは乳幼児のころに最も気をつけてあげる必要があります。乳幼児の身体は、大人と比べて極端に外敵に侵入されやすいからです。
外敵に侵入されやすい身体の箇所のひとつが腸。乳児の腸はとても未熟で、食べたものが未消化のまま素通りしがち。そのとき、未消化の食べ物の中にアレルゲンがあると、免疫が外敵と判断してアレルギー反応を起こしやすくなります。もうひとつは外気にさらされている皮膚。乳児の皮膚はバリア機能がまだ弱いため、ダニや化学物質など外敵が容易に入り込んでしまいます。
アレルギーはいちど発症すると根治が難しく、しかも、ひとつのアレルギーを起こしてしまうと他のアレルギーも併発するという傾向があります。花粉症の人はアトピーや化学物質過敏症になる可能性が高いかもしれないのです。
幼児期には、特に発症前の予防が大切です。ダニやカビを排除し、乳時期の3大アレルゲンと言われる牛乳、卵、大豆はとらないようにする、化学物質を身近に置かないなど、しっかり対策をとりましょう。
自分達の住まいが外敵の温床とならないように、生活環境づくりを徹底してあげることが大切です。

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食物アレルギーの発症は 0〜1歳がほとんど!!

食物アレルギーの発症年齢は0〜1歳ということもあり、離乳食の進め方にも細心の注意を払わなくてはなりません。離乳食を作るときは、原因となる食品を取り除くなどの工夫をしましょう。
食物アレルギーでもさまざまな食品がアレルゲンとなります。なかでも「3大アレルゲン」として知られる卵・牛乳・大豆は圧倒的に多く、他に小麦や魚肉類などもみられます。また、年齢によってアレルゲンが変わったり、同じ食品を食べ続けることで新たなアレルゲンが加わる可能性もあります。アレルゲンを増やさないためにも、色々な食品を満遍なく食べることが大切です。また、アレルゲンに代わる食材を見つけ、栄養バランスの整った離乳食作りを心がけましょう。
胃腸の機能が未発達な赤ちゃんはアレルギー反応を起こしやすいため、離乳食(とくに動物性タンパク質など)はゆっくりと進めます。また、食品が大きすぎると噛まずに丸のみ、さらには噛まないことで食事に満足できず同一の物を大量に欲しがったりもします。同一の物を食べ続けると新たなアレルゲンを引き出してしまう可能性もあるため、赤ちゃんがきちんと「噛める」調理形態にしていきましょう。



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